2022.12 「地元に根差す企業」について

今回は、【 地元に根差した企業を目指して 】についてご紹介します。

近隣の水利組合「精華環境保全会様」よりお話をいただき、池に設置する「イカダ」を製作しています。
このイカダは、池の水を排水する為ポンプを取り付けた、櫓(やぐら)形を採用しています。
製作にあたって、まずイカダの半分を製作し、その後同じ工程で反対側の製作を行い、最終的に1つの製品となるように溶接し完成させます。

溶接時にできた歪みを除去している作業

 

2つの面を溶接する際に、歪みやひずみで左右差が出来てしまうと、バランスが悪く、イカダとして池に浮かべなくなります。

その為、1つ1つの工程を大事に図面との確認を怠らず、丁寧に製作をしています。

 


何度、同じ製品を製作しても寸分たがわぬ製品を作り上げる事が出来る、弊社の社員は一流の技術者だと自負しています。

仮止めを本溶接に、溶接している姿
地域の水利組合よりご依頼をうけた池に設置するイカダを製作中

製作品のイカダはメッキ塗装で、池の上でも錆びないように施工した状態で納品します。
錆びないようにするといった事だけをみると、ステンレスが主に使用され、強度の期待はできますが、重量が増す為、水の上で浮くことを目的とする場合、使用しません。

仮止めを本溶接に、溶接している姿


製作について精華保全会様と、図面や寸法の確認を入念に行い検討し、 製作に取り掛かります。
もちろん、強度についても問題ないと確認した上で製作します。
地域の方からの様々なご依頼が増えており、製作物を通して、より地域に根付いた 会社にしたいと思っています。


P.S.
毎年、クリスマスシーズンには、鳥の足を、社員やその家族全員にプレゼントしています。
嬉しいと喜ぶ社員の顔が見えるので、恒例になっています。
また、11月に社員の子供が生まれ、お祝いしました。元気な顔を見るのが楽しみです。

クリスマスのイメージ画像

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