2022.12 「地元に根差す企業」について 2022年12月22日 最終更新日時 : 2022年12月22日 栄貴工業 今回は、【 地元に根差した企業を目指して 】についてご紹介します。 近隣の水利組合「精華環境保全会様」よりお話をいただき、池に設置する「イカダ」を製作しています。このイカダは、池の水を排水する為ポンプを取り付けた、櫓(やぐら)形を採用しています。製作にあたって、まずイカダの半分を製作し、その後同じ工程で反対側の製作を行い、最終的に1つの製品となるように溶接し完成させます。 2つの面を溶接する際に、歪みやひずみで左右差が出来てしまうと、バランスが悪く、イカダとして池に浮かべなくなります。 その為、1つ1つの工程を大事に図面との確認を怠らず、丁寧に製作をしています。 何度、同じ製品を製作しても寸分たがわぬ製品を作り上げる事が出来る、弊社の社員は一流の技術者だと自負しています。 製作品のイカダはメッキ塗装で、池の上でも錆びないように施工した状態で納品します。錆びないようにするといった事だけをみると、ステンレスが主に使用され、強度の期待はできますが、重量が増す為、水の上で浮くことを目的とする場合、使用しません。 製作について精華保全会様と、図面や寸法の確認を入念に行い検討し、 製作に取り掛かります。もちろん、強度についても問題ないと確認した上で製作します。地域の方からの様々なご依頼が増えており、製作物を通して、より地域に根付いた 会社にしたいと思っています。 P.S.毎年、クリスマスシーズンには、鳥の足を、社員やその家族全員にプレゼントしています。嬉しいと喜ぶ社員の顔が見えるので、恒例になっています。また、11月に社員の子供が生まれ、お祝いしました。元気な顔を見るのが楽しみです。