2024.8【信頼関係で築く製品づくり】について

取引のある企業様からご依頼を受け、鉄骨階段架台を製作中です!
溶接部分はUT(非破壊検査)が必要な、完全溶け込み溶接です。
レントゲン技師の資格を持つ専門業者さんが検査し、製品の品質を担保します。

製作物の鉄に半自動溶接で各パーツを取り付けると、3メートル級になりますが、栄貴工業では2.8tのホイストクレーンを保有している為、大型の製品も製作可能です。

また栄貴工業では、3メートル級(3000mm)の製品でも3mmの精度を誇ります。
これは、”歪み取り”の技術が継承されているからです。
鉄などの金属に溶接でパーツをつけると、本体の鉄は溶接の熱によって歪みます。
その歪みをバーナーであぶって、水で冷やし製品を正しい方向・角度へ戻します。

ビフォー

アフター

ビフォーでは、左へ曲がっていますが、職人が歪み取りを行うとアフターの様に、ココまで真っすぐになります。アフターの写真でも、まだ歪み取りの最中でここから微調整に入り、3mm以下の精度を目指します。
簡単そうに作業していますが、「火の通し方」や「焼き方」などの、センスと経験が問われる根気の居る作業です。
この”歪み取り”は誰もが出来る技術ではなく、センスが必要で、先輩社員が後輩の仕事を見て向き不向きを判断し、基本的には理論的に、一部では感覚的に教え、技術を伝承しています。

  • 罫書を行う栄貴工業の職人
  • 罫書を行う栄貴工業の職人
  • 罫書で書いた線の上をガス切断機で切断する様子
  • 歪みを確認する栄貴工業の職人
  • 罫書で書いた線の上をガス切断機で切断する様子

栄貴工業では、「チーム栄貴」で一緒に働く仲間を募集しています。
最新の製造技術を手がける私たちと一緒に、持続可能な未来を築きましょう。
詳細や応募方法については、当社ホームページの採用情報ページまたは下記の求人サイトをご覧ください。

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