2022.5「製品品質」について

今回は、現在製作中の水門を例に、弊社の「製品品質」についてご紹介します。

歪みを確認し作業を行う様子

 検査対象の製品にポイントを決め、角度や歪みを確認していきます。
この製品の場合、4m×5mほどありますが、誤差は2mm以下で製作しており、キズや歪みまで取り除いていきます。

 

 

この様な作業を完成品のみに実施するのではなく、各箇所が組み上がる都度、確認し誤差を無くします。

 計測する際、最初に決めたポイントが基準になる為、ポイントを動かさないよう細心の注意を払っていきます。

基準のポイントを動かさないように製作物に歪みがないか確認する社員

 

 

溶接製品 歪み取り前
溶接製品 歪み取り後

 歪みを取り除く作業を実施した場合、写真の様に隙間が無くなり、製品精度が向上します。少しの隙間ですが溶接する際、高温で加工する為、材料が歪み誤差につながっていきます。

 

 

溶接後のスパッター

 

 また、溶接時に金属の溶けだしたゴミ(スパッタ)が付着します。弊社ではこれをヘラを使用し手作業で除去していきます。

 この様な地道な品質に対する正確な作業が完成品の精度を高め、水門というインフラ設備として、当たり前の安心感につながっています。

 

バナー こんな感じで作っています

スパッタ除去作業

歪み取り作業

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