2022.5「製品品質」について 2022年5月30日 最終更新日時 : 2022年6月17日 栄貴工業 今回は、現在製作中の水門を例に、弊社の「製品品質」についてご紹介します。 検査対象の製品にポイントを決め、角度や歪みを確認していきます。この製品の場合、4m×5mほどありますが、誤差は2mm以下で製作しており、キズや歪みまで取り除いていきます。 この様な作業を完成品のみに実施するのではなく、各箇所が組み上がる都度、確認し誤差を無くします。 計測する際、最初に決めたポイントが基準になる為、ポイントを動かさないよう細心の注意を払っていきます。 歪みを取り除く作業を実施した場合、写真の様に隙間が無くなり、製品精度が向上します。少しの隙間ですが溶接する際、高温で加工する為、材料が歪み誤差につながっていきます。 また、溶接時に金属の溶けだしたゴミ(スパッタ)が付着します。弊社ではこれをヘラを使用し手作業で除去していきます。 この様な地道な品質に対する正確な作業が完成品の精度を高め、水門というインフラ設備として、当たり前の安心感につながっています。 スパッタ除去作業 歪み取り作業